こんにちは、薬剤師よっちゃんです！
いきなりですが、残業が多くて「こんなに残業が多いと体がもたない」「もっとやりたい事が多いのに。。」と悩んでいませんか？
ここでいう「残業」とは、残業申請出来ていないものも含みます。
ほぼ全員サービス残業してるよね。。
特に残業が30時間近いと、給料はその分増やすことは出来ますが、趣味に充てる時間、勉強する時間、家族や恋人との時間を減らしてしまったり、充実よりも喪失感の方が多くなってしまいます。
残業を減らし、健康的で豊かな毎日を送るための方法、考え方を共有できればと思います。知りたい方は、ぜひ続きをお読みください。
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薬剤師の残業30時間：現状と課題
薬剤師の残業30時間の現状とはどのようなものか、その課題について見ていきましょう。
- 残業時間の平均とその影響
- 残業代を含めた年収500万円の実情
- 休みの日も外に出れない状況
残業時間の平均とその影響
薬剤師の残業時間は、職場によって異なりますが、30時間ほど残業しているケースがまちまちあります。
この20時間の残業は、心身に大きな影響を与えることがあります。
長時間の労働はストレスや疲労を引き起こし、健康に悪影響を及ぼします。
特に、慢性的な疲労は仕事のパフォーマンスを低下させ、ミスが増える原因となります。
さらに、残業時間が多いと、プライベートな時間が減少し、家族との時間や趣味の時間を持つことが非常に難しくなります。
これにより、家庭内の人間関係や個人の生活の質が低下することがあります。
実際に、ある調査では、薬剤師の約70％が残業によるストレスを感じているという結果が出ているようです。
残業代を含めた年収550万円の実情
薬剤師の年収は、残業代を含めると約500～550万円程度になることが多いです。
もともとの基本給により差はありますが、残業1時間に当たり約2,000円前後が一般的です。
30時間の残業をしても6万円ほど、つまり毎月30時間残業しても年収は72万円となります。
残業代が多ければ年収は増えますが、その分働く時間も長くなり、体力的・精神的な負担が増します。
これは極論ですが、残業なしの職場で年収550万円をもらえたらどうでしょうか？今までの残業時間を全て自分の好きな時間に使う事が出来れば身も心にも余裕ができ、充実した生活を過ごすことが出来るでしょう。
「残業で稼ぐ」と誤った認識で働いていると、結婚や出産して生活スタイルが変わる場面で大きな影響が出てきます。
残業代がないと年収が減るため、生活水準を維持するのが難しくなるからです。あらかじめ早めに動いておくことが非常に重要です。
休みの日も外に出れない状況
残業の多い薬剤師は、平日の忙しさから休みの日も外に出ることができず、家で過ごすことが多いです。
これは、心身のリフレッシュを妨げ、疲労回復が遅れる原因となります。
たとえば、平日に長時間働いた後の休みの日は、ゆっくり休むことが大切ですが、疲れが取れず、外出する気力が湧かないことがあります。
また、休日に外出できないことで、友人や家族との交流が減り、社会的な孤立感を感じることもあります。
適切な休息とリフレッシュが重要であり、薬剤師が健康で働き続けるためには、職場環境の改善が必要です。
薬剤師の残業30時間がもたらす影響
薬剤師の残業20 時間がもたらす影響について、心身、家族、そして仕事のパフォーマンスの観点から見ていきましょう。
- 心身への影響
- 家族やプライベートへの影響
- 仕事のパフォーマンスへの影響
心身への影響
薬剤師の長時間労働は、心身にさまざまな悪影響を与えます。
特に、長時間の労働はストレスの原因となり、健康を損なうリスクがあります。
ストレスが溜まると、頭痛や胃痛、不眠症などの身体的な症状が現れることがあります。
また、心理的な影響として、気分の落ち込みやイライラ感が増すこともあります。
長期間にわたってストレスが続くと、心臓病や高血圧などの重大な健康問題を引き起こす可能性があります。
適度な運動やリラックスする時間を持つことが、ストレスを軽減するために重要です。
家族やプライベートへの影響
長時間労働は、家族やプライベートにも大きな影響を与えます。
残業が多いと、家族との時間を十分に持つことができず、家族関係に悪影響を及ぼすことがあります。
たとえば、子供の成長を見守る時間が減ったり、パートナーとのコミュニケーションが不足することがあります。
また、友人との交流も減り、社会的な孤立感を感じることがあります。
このような状況が続くと、家族内での理解やサポートが不足し、ストレスがさらに増加することになります。
仕事のパフォーマンスへの影響
長時間労働は、仕事のパフォーマンスにも影響を与えます。
疲労が蓄積すると、集中力が低下し、ミスが増える可能性があります。
特に、薬剤師の仕事は正確さが求められるため、小さなミスが大きな問題につながることがあります。
また、疲れがたまると、学習意欲や自己啓発の時間が減り、スキルの向上が難しくなることがあります。
適切な休息を取りながら、効率的に仕事を進めることが重要です。
これにより、パフォーマンスを維持し、ミスを減らすことができます。
残業30時間もしちゃう薬剤師が直面する転職の課題
残業が多く負担が多い薬剤師の解決策の第一位は「転職」です。
ここでは、薬剤師が転職を考える理由や、その際に直面する課題について見ていきましょう。
- 転職を考える理由
- 正義感が強いため辞められない理由
- 転職市場の現状
転職を考える理由
薬剤師が転職を考える理由はさまざまですが、主な理由の一つに労働環境の改善を求めることがあります。
長時間の残業や不規則な勤務時間が続くと、健康やプライベートに悪影響を与えるため、転職を考えることが多いです。
また、給与や待遇に不満を感じることも転職を考えるきっかけになります。
例えば、同じ業界内でも、働く環境や給与に大きな差があることがあります。
より良い環境や高い給与を求めて転職する薬剤師は少なくありません。こんなことを話す自分は転職をすることで年収が約200万円もアップしました！（これは稀なケースかもしれませんが。）
正義感が強いため辞められない理由
薬剤師の中には、強い正義感を持ち、患者さんや同僚のために仕事を続けることを選ぶ人が圧倒的に多いです。
正義感が強いと、職場の問題点を見過ごせず、自分がいないと困るという思いから辞められないことがあります。
例えば、忙しい薬局で働いていると、自分が辞めることで他のスタッフに負担がかかると感じるというのが最も多いのではないでしょうか。
また、患者さんへの責任感が強く、辞めることで患者さんに対して申し訳ないとも思うようです。
このような正義感が、転職を躊躇させる一因となることが多々あります。
転職市場の現状
薬剤師の転職市場は、比較的活発ですが、地域や職場によっては競争が激しいこともあります。
都市部では、多くの薬局や病院があり、求人も多いですが、地方では求人が限られていることがあります。
また、転職先の選択肢が多い一方で、自分に合った職場を見つけるのは簡単ではありません。例えば保険薬局を例に出すのであれば、門前や敷地内薬局、地域に根付いた薬局、在宅を主に行う保険薬局など特色が異なるからです。
転職を成功させるためには、自分の希望や条件を明確にし、しっかりと情報収集を行うことが重要です。
転職エージェントを利用することで、自分に合った求人を見つけやすくなるでしょう。
薬剤師の残業30時間を減らす方法
薬剤師の残業20時間を減らす方法について見ていきましょう。
- 効率的な業務管理の方法
- ストレス管理とリフレッシュ方法
効率的な業務管理の方法
薬剤師の残業を減らすためには、効率的な業務管理が欠かせません。
まずは、日々の業務を見直し、優先順位をつけることが重要です。
たとえば、保険薬局であれば薬歴の記載に時間を費やす人もいますが、自店に来る患者さんの処方内容に適した薬歴テンプレートの作成をするのは大きな時間短縮になります。
病院薬剤師であれば、病棟業務が残業時間のほとんどを要していると思いますが、退院の準備を前日に済ます、当日何時までにここまでは行うなど常に意識していくことが重要です。
病棟業務では医師や看護師、調剤室からの問い合わせなどが多く、予定通りに動けることが少ないからです。あらかじめそれを想定した時間の使い方をしていきましょう。
ストレス管理とリフレッシュ方法
長時間の労働はストレスの原因となりますので、ストレス管理とリフレッシュ方法も重要です。
まずは、定期的に休息を取り、リフレッシュする時間を持つことが大切です。
例えば、昼休みには外に出て散歩をすることで、気分転換が図れます。お昼にご飯を食べて寝てるだけ。よりもリフレッシュできることもあります。
また、深呼吸や軽いストレッチを行うことで、心身のリラックスが促されます。
さらに、趣味やスポーツなど、自分の好きなことを楽しむ時間を持つことで、ストレスを発散することができます。残業が多いと難しいかもしれませんが、30分だけでも行えると大きく精神的負荷は軽減しやすいです。
健康的な食事や十分な睡眠も、ストレス管理には欠かせません。コンビニ弁当、動画見て夜更かしするなどは要注意です！
残業30時間もする薬剤師が年収を上げる方法
残業の多い薬剤師が年収を上げることは、一般の薬剤師が転職するよりも大きな意味を持ちます。
残業が激減させて、年収を維持あるいは年収アップをすることで、今までよりも多くの時間を自由に使う事が出来るのです。収入も安定するため、精神的安定にもつながりますし、様々なことに興味を持ちやすく生活が充実しやすくなります。
ここでは、年収をアップさせる方法を説明していきます。
- 資格取得やスキルアップ
- 副業やフリーランスの選択肢
- 転職による年収アップの方法
資格取得やスキルアップ
薬剤師が年収を上げるためには、資格取得やスキルアップが有効です。
特定の専門分野の資格を取得することで、専門知識を高め、高収入を得やすくなります。
例えば、がん薬物療法認定薬剤師や外来がん治療専門薬剤師、緩和の領域や糖尿病療養指導士などの専門資格を持つと、手当が付きやすくなりますし、更なるキャリアアップへの道も広げられます。
専門資格を取っても、手当を付けているのは大手に限られているようで主に教育関連へのキャリアアップがしやすくなり年収を上げるという意味合いの方が多いような気がします。
副業やフリーランスの選択肢
薬剤師が副業やフリーランスとして働くことも、年収を上げる一つの方法です。
例えば、オンライン薬局でのカウンセリングや医薬品情報の提供など、在宅でできる仕事があります。
これにより、本業の合間に収入を得ることができます。
また、フリーランスとして契約することで、複数の職場で働くことができ、収入源を増やすことができます。
基本的にフリーランス薬剤師は残業をしないことが前提です。（派遣の残業代は正社員よりも高くなるため。）
残業時間を気にせず薬剤師をするという点ではかなりフリーランス薬剤師は良い働きだと思います。
副業やフリーランスは、自分のペースで仕事ができるため、プライベートの時間も大切にしながら働ける点が魅力です。
転職による年収アップの方法
薬剤師が転職によって年収を上げることが最も一般的な方法です。
まずは、自分の希望や条件に合った職場を見つけることが大切ですが、高望みした条件を最初に提示しないようにしてください。
エージェントは指定した条件に合致する企業や病院を検索しますが、高望みをするとそもそも求人がない。という事になりかねないからです。
自分の中で妥協できる範囲でまずは条件を提示し、マッチングしたらそこから条件交渉をしていくのが成功法と言えます。
面接で自分のスキルや経験をしっかりとアピールすることが重要で適切な自己PRを行うことで、交渉の際に有利になり、年収アップにつながる可能性があります。
30時間の残業をなくし薬剤師転職を成功させるために
薬剤師が転職を成功させるためのポイントについて見ていきましょう。
- 転職エージェントの利用方法
- 面接でのアピールポイント
- 転職先でのキャリアパス
転職エージェントの利用方法
薬剤師が転職を成功させるためには、転職エージェントの利用が非常に有効です。
転職エージェントは、求人情報を提供するだけでなく、履歴書の書き方や面接のアドバイスも行ってくれます。
例えば、エージェントは自分の希望や条件に合った求人を紹介してくれるため、自分で探す手間が省けます。
特に残業が多い中で、自分の希望に合う求人を一から探すというのは現実的ではありません。
また、エージェントは企業との交渉も代行してくれるため、給与や条件の交渉が苦手な人でも安心です。
エージェントを利用することで、より自分に合った職場を見つけやすくなります。
特に、初めての転職や不安が多い場合、エージェントのサポートは心強いものです。
面接でのアピールポイント
転職を成功させるためには、面接で自分の強みをしっかりとアピールすることが大切です。
まず、自分のスキルや経験を具体的に説明する準備をしましょう。
たとえば、過去の職場での業績や成果を具体的な数字や事例で示すと、説得力が増します。
また、自分の長所や得意分野を強調し、転職先でどのように貢献できるかを明確に伝えることが重要です。
さらに、面接時には企業の文化や価値観に合うことを示すために、企業の情報を事前に調査しておくと良いでしょう。
このような準備を怠らずに行うことで、面接で自分の魅力を最大限にアピールできるようになります。
転職先でのキャリアパス
転職後にキャリアを成功させるためには、キャリアパスを明確にすることが重要です。
転職先でのキャリアパスを描くためには、自分の目標やビジョンを明確にする必要があります。
例えば、どのようなポジションに就きたいのか、どのようなスキルを身につけたいのかを考えることが大切です。
上司や同僚とのコミュニケーションを大切にし、チーム内での信頼関係を築くことも重要です。
このように、自分のキャリアパスを明確にし、積極的に行動することで、転職先でのキャリアを成功させることができるでしょう。
残業30時間の薬剤師はもう一度考え直して
冒頭からもお伝えした通り、残業時間が20時間など長時間になると、かなりストレスを抱えていると思います。
残業時間が当たり前になっていると感覚がおかしいのでハッキリ言います。残業時間が20時間もあるならもう一回自分の求めている人生について考えてみてください。
休みも休みでない感覚、毎日が憂鬱にすぎ、家と職場を行き来するだけの日常。これは異常だと気づいてください。
あなたの求めた人生は今と同じ現状でしたか？
今の辛い現実の先に、求めているものがあるなら突っ走ってよいと思いますが、そうでないなら別の働き方、あるいはもっとあなたの体を大事にしてくれる会社に身を置いた方が人生は良い方向に進むと思います。
なかなか一歩踏み出せない人も多いと思い方はコチラも見てスイッチを入れ直す事をおすすめします！
